【10名の規模】
「クライアントとの打ち合わせが多いので会議スペースを多くとって欲しい」というT車。
場合によっては、クライアントとスクリーンやホワイトボードを使用した打ち合わせも行うとのことでしたので、AV機器も完備した大会議室を計画。
また、使用する人数により、使い勝手のいいミーティングスペースを設けることに。
大会議室と、部署間のミーティングスペース、そしてクライアントとの打ち合わせスペースのほかに、来賓室を配置。
使用状況に応じて、スペースを選べるようにレイアウトしました。大会議室と来賓室は、個室スペースとなっているので、会議の声が社内にもれる心配がありません。また、部屋として区切っているので、個々の照明や室温を変えることができるので、省エネにも役立ちます。
収納スペースを壁側にまとめることで、人の動きがある中心部には、余計なロッカーなどの収納スペースを無くすことができ、障害物の少ない「余白」を作ることができました。
デスクに着席している人の動きによって実際の通路はかなりせばまりまるので、デスク間の距離は160~180cm程度に。キャビネットなどの収納家具がある通路は、引き出しや扉の開閉、人が収納物を探す際の動作寸法に加え、最低限1人がスムーズに通行できるようにレイアウトしています。
通路の幅は、2人の人がスムーズにすれ違えるレイアウトに。
また、バリアフリーの観点にも考慮し、車椅子が楽に通れるレイアウトを心がけています。※車椅子が通る際の最小の通路幅は90cmです。
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多くのオフィスレイアウト会社では、レイアウト料は無料!というところが多い。せっかくならば、数社からレイアウト案を提出してもらい、比較検討するというのも手。デザイナーによって、得意不得意が無いとは言い切れないため。
会社がイメージするオフィス像に一番近いオフィスレイアウトをしてくれるのはどこか、を見極めるのも大事なポイントですよね。そこで、自分達の意見に耳を傾け、よりよい提案をしてくれるレイアウト会社を選びたいものです。